チベット仏教の縁起物である
ナムチュワンデン(十相自在)のお守りペンダントです。
裏面はシーパフー護符です。
~ナムチュワンデンとは~
3つの図と7つのサンスクリット文字を組み合わせたもので、
この文字はチベット語のDbang Ldan
直接の意味は「力を持つため」、
つまり「自分の意のままにできる」ということを表します。
この図を理解することにより、
寿命、心、願望、業、生、解、神力、資本、法、知恵が
自在となり、また、
東、南、西、北、東南、西南、西北、東北、上、下などの「十方」と、
年、月、日、時などの時空や宇宙、世界一切の自在が得られるとされています。
~シーパフー護符とは~
十二支を元にしたチベット暦と八卦図による
チベット占星図です。
仏教の教義を大衆に知らしめるため、
寺院の入り口に描かれます。
また、一般には護符として健康や厄除け、
家内安全や災害避けなど様々な目的で、
新居に貼られることが多くあります。
中心の円は八卦図、
その周りに十二支が描かれています。
1027年それまで十二支のサイクルのみだったチベット暦が、
十二支と五行(木、火、土、鉄、水)との組み合わせによる
60年サイクルの暦に変わりました。
サイクルの各年にふり分けられた二つの組み合わせによる吉凶は、
ツイーパと呼ばれる占星術師によって読み取られます。
チベット占星術は人々の生活において大きな比重を占め、
重要な事柄はすべて占星術で吉日を定めて行われます。
表面はガラスコーティングされています。
サイズ 直径3.4cm